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技術情報委員会

JASOシンポジウム「いい耐震改修をめざして」

16.09.23

JASOが2006年に杉並区とアドバイザー派遣・簡易診断の業務受託契約を結び、本格的に耐震化支援事業に取り組んでから丁度10年です。その間に東日本大震災、熊本地震という大災害もあり、貴重な人命が失われ、多くの建物が被害を受けました。この10年間でJASOが手掛けたアドバイザー派遣は2015件、簡易診断は724件、精密診断は250件に上ります。しかし、最終目的である耐震改修工事が完了した建物はごく僅かです。精密診断をおこなった建物の1割程でしょう。

なぜ耐震改修まで進まないのか。その要因は沢山あります。管理組合の合意形成、資金調達、法不適合などの障害です。しかし、もう一つの要因は、「どんな耐震改修が本当に人や生活や資産や街にとっていい耐震改修なのか」が今一つ定まっていないからではないでしょうか。

今回のシンポジウムでは、各分野の専門家の方々と「いい耐震改修」とは何か、どうやってそれをめざすのか、耐震改修のあるべき方向について考えてみたいと思います。

 

日時
2016年11月10日(木)13:15~16:45
場所
住宅金融支援機構 すまい・るホール
講師
深澤義和、三井所清典、金子雅彦、梅野岳、軽石実、近角真一、元木周二、安達和男
定員
250名
申込方法
チラシ裏面の申込書をFAXしてください(10月31日まで)

JASOシンポジウムチラシ